アオちゃん陰転物語
アオちゃんはPBFDの他に、難病のマイコプラズマ、アスペルギルスも発症していて、 3月末〜7月までアスペルギルスの投薬とネブライザーでがんばられていました。 PBFDの方はアオちゃんは良く皆さんが使っている お薬 ではなくて、その提案も先生からあったのですが、 先生の所で処方されているきのこ系の漢方薬がとてもいい成果を出しているそうで、その漢方薬を使われていたそうです。 4月からはその免疫賦活効果のある漢方薬ではなく、免疫増強のような作用の栄養剤を投与されるようになったそうです。 「PBFDは最初の1ヶ月は薬の効果も全くなく、先生も「ウーン、効かないかもしれないね。」と頭をかかえてました。。。 でも、2月に入ってからこの子ハリセンボンになるんじゃないか、と思うくらい筆毛がツンツンしてきて、 セキセイっぽい風貌になってきました。まだ生えてくる毛もフニャっとしてウェーブがかかっている変な毛ですが。 先週の病院では先生もものすごい驚き様で、 「違う鳥かと思ったわよ。まだ100%良い毛ではないけど、先月よりは生える意志はありそうね。」とおっしゃっていただきました。」 「一枚は薬投与を始めて1週間の頃で、あちこちはげてしまっていて、ひどい頃です。 あまりにかわいそうで後姿が撮れなかったのですが、背中から首にかけては全部はげていて、頭にもポツポツとハゲがありました。」 「もう一枚は投与を始めて2ヶ月くらいです。突然効果が現れ始め、ボサボサですが、ハゲがなくなってきました。 最後は投与を始めて3ヶ月です。尾羽も順調にのびてます」 「アスペの治療が終わるまで免疫増強の栄養剤を続けていたのですが… お薬から栄養剤に変わっても羽の状態は良好だったので、 PBFDの治療もいったん終わりにしましょうという先生のお言葉をようやく聞く事ができました! 再検査は、私も ぴー太郎ちゃん と全く同じ理由で、しないことにしました。 今回で終わりです。と聞いて 「え!!」と言葉に詰まっていたら、先生に「なあに?まだ通いたいの?」なーんて言われてしまいました。 実は最初は先生のマシンガントークについていけず、聞き漏らさないようにあたふたしてましたが、 半年通ったあたりからようやく慣れてきたあのペース。 先生に会えないのが、ちょっとさびしかったりして…。とにかく本当に先生には感謝です。 というわけで、8月から病院に行かなくなりました。アオちゃんは、くしゃみも少数、羽も抜けては生えを繰り返していますし、良好です。 ただ、飛べない、というのがちょっとかわいそうですが…。 飛べないのはやはり羽根が全部生えそろってない。ということなのかも。高いところに行きたいときは、私の足元まで歩いてきて、 「あげてよ」と見上げるので、手にのせてあげると自分の行きたい方へ首を伸ばし、 その方向に歩くと「グギャー」と嬉しそうな声をあげるので、 それがまたかわいい。 年内には健康診断にいく予定なので、羽根のことは聞いてみようと思います。 最近寒くなってきましたね。 アオちゃんもいまだに温度変化があるとすぐに具合が悪そうにするので、暖房器具は夏でも手放せませんでした。」 「年末、そのう検査と糞便検査をしてもらってきました。 どちらの検査とも、異常なしということで一安心です。 (メガバクが一度出てるので、糞便検査はドキドキでした。) アオちゃんがまだ飛べないということを相談したら、 どうやら羽根に問題があるわけではなくて、骨格の形に異常があるみたいです。 初めて病院に行った時も、この子奇形も持ってるね。と指摘されたんですが、 そのときはPBFDで頭がいっぱいで、詳しく聞いていなかったんです。 普通、羽根を上に持ち上げると両羽根がくっつくそうですが、 アオちゃんはまったくくっつかないどころか、 左右の高さが違ってました。 それに羽根の向きもちょっと変な方向を向いているようです。 たぶん飛べないのはそのせいで、もしかしたらずっと飛べないかもしれないそうです。 ちょっと不憫ですがもともと飛べないので、飛ぶ仕草をすることもほとんどなく、 地上で思う存分ウロウロとしているので、良しと思うことにします。 でも昨年、数回だけ飛んだのですが、それは一体なんだったのだろう?と疑問に残ることもあって、 いつかいきなり飛ぶかもしれない!とちょっとだけ期待してたりして…」 「最近はアオちゃんのおしゃべりが適当になってきて、得意技の「アオちゃん!」と「どしたの?」が混じって 「どしちゃん!」と連呼しているので、矯正しなくちゃいけません。」 アオちゃん 併発した病気 マイコプラズマ、アスペルギルス、くしゃみ、メガバクテリア
PBFDの方は免疫賦活効果のある漢方薬で治療されました 2007年・完治、投薬終了されました |